2012年08月05日
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続・馬事公苑・第35回 せたがやふるさと区民まつり

Written By: 川俣 晶連絡先

「というわけで、2日目のラストである」

「また行ったのか」

「そうだ」

「なぜ?」

「トリがベンチャーズだったらだ」

「君はベンチャーズのファンだっけ?」

「いや」

「じゃあなぜ?」

「死んだ父がファンだったのだ。子供の頃、日曜日になると毎週レコードを掛けていたのを覚えている」

「ベンチャーズの演奏は良かった?」

「ああ、かなり良かったがここでの話題はそれではない」

「なんだよ」

「実は想像を絶するものを見た」

「それは何?」

「馬事公苑のグラスアリーナに人人人人。横の観客席も含めて人で埋まっていた。大量の警備員も出ていた。観客には子供連れも多数」

「グラスアリーナって芝生の場所だろ? 楕円形の走路の中の部分だろ? あそこはかなり広いだろ?」

「その通り。それが人で埋まった。恐るべしベンチャーズ」

「凄い」

「しかし、もう1つ凄いことに気がついた」

「なんだよ」

「これはベンチャーズのジャパンツアー2012の1つの演奏に過ぎない。だから毎日のように他でもやってる。でもさ。たとえば中野サンプラザで聞くとS席6,000円 / A席5,500円なんだよ」

http://www.nakano-navi.com/news/news/20100712.htmlより

■中野サンプラザ公演について

日時:9月11日(土)15:30開場、16:00開演

場所:中野サンプラザホール

料金:S席6,000円 / A席5,500円

「じゃあ、せたがやふるさと区民まつりだといくらなの?」

「ほとんどの人は芝生の上の座るけど、タダ」

「同じ演奏なのに?」

「その通り」

「それは凄い」

「人で溢れるわけだ」

「世田谷区太っ腹だね」

「全くだ。世田谷区民ではないから区に税金は払ってないが、アザッスと言いたい気分だ」